ネクタイは何を選ぶ？ネイビーのピンドットが定番かと思っていたらあまり売ってない。

ネクタイのあれこれ。

首に１本ぶら下げてるだけでフォーマルな印象を与え、大抵の公共の場所は入っていける。そんな魔法の布がネクタイ。

Vゾーンの中央に堂々と構えるその姿に皆注目するのですから、やはり身につけるものは考えて選ばなければなりません。

クラシックなネクタイ

・厚手のシルク素材
・柄は、無地。もしくは小紋。

織り感のある厚手な上質のシルクに、落ち着いた色の小さな柄がシンメトリーに配置されている。柄に複数の色が入っていても遠目にはポイントとなってる１色だけが目に映り、他の色は溶け込んでる感じのネクタイ。もしくは男は黙って無地。
伊勢丹メンズ館に行った際、ど定番とも言えるネイビーに１ｍｍのドットが配されているネクタイを探しましたが、1本あるかないかくらいで探すのに苦労しました。店員さんに聞くのはてっとり早いです。

ストライプ柄は危険？

ネクタイの役割の一つとして、グループに所属している証を担うことがあります。

FAIRFAX フェアファクス

紺、白、エンジのストライプは、英国空軍。

もし黒ベースに黄色のストライプ柄を締めていれば、オックスフォード大学の出身者に間違われても文句は言えません。

他にも様々な団体が様々な違った色のストライプの組み合わせを締めていることを考えたら、小心者の私的には怖くてストライプ柄には手が出せません。

ネクタイ短い人っていますよね。

日本でストライプ柄はまぁ良しとしてももっと気になるのが長さです。
おなかに乗っかっちゃってベルトまで全然届いていないネクタイ。
恰幅が良いのになぜか貧相に見えてしまいます。適正な長さは、ウエストラインに掛かるところ。

ベルトの上に掛かる程度のところになります。

http://www.newyorker.co.jp/magazine/howto/vol16/

理想的なネクタイの長さは？

身長は人それぞれですので、自分の理想的な長さを把握してみます。

喉仏の下からベルトの下まで測ります。私は、４３ｃｍ
２倍にします。８６ｃｍ
首周りを足します。８６ｃｍ＋３７ｃｍ＝１２３ｃｍ
さらに結び方によってプラスする長さが違います。

プレーンノット　１１ｃｍ　であれば合計１３４ｃｍ
ダブルノット　　２２ｃｍ　であれば合計１４５ｃｍ

元々身長が高い人が１４０ｃｍのネクタイを買ってしまったらダブルノットで締めるとツンツルテンになってしまう恐れがあります。

太さも気をつけなければいけません。最近のは細すぎるものもあります。
スーツのラペル幅に合わせるのが無難です。

良いネクタイの見極め方

①大剣を先端を内側に折り返して、内側の三角形にきっちり収まるか？

②大剣を強く握って離した時、シワの戻りが早いか？

③小剣の端っこを持ってダラっと垂らして振ってみる。首まわりにくる細い部分がねじれたりのはNG。

これらを試すのはなんかお店の人に嫌な顔されそうですが、長く付き合うのはネクタイの方なので慎重に選びたいですね。

ネクタイにかける金額は？

最低でも5千円。
高いものは数万もしますが庶民的にはそこまでお金を掛けれないですよね。
がんばっても 2万円。手にとった時にいいなって思ったものはそのくらいの値段がしてました。そこまでいけば質のよいネクタイと出会えることでしょう。スーツにお金を掛けるよりネクタイの質を上げる方が断然身なりがよく見えますので頑張りたいところです。